午後一番の4時15分位前に病院へ到着。
裏口から、獣医さんが見えたので、トントンと戸を叩き、
ココの状態を伝え、すぐに診察。
血便交じりの便が出始めていたので、おむつをして連れて行ったが、
おむつを外すと、便はなく、真っ赤な血便。
すぐにレントゲン。気道送管準備。血液検査。
レントゲン結果で、脾臓に大きな腫瘍が見られ、
それが破裂して大量の出血が腹腔内にたまり、
レントゲンが白いもやのかかった状態になっていた。
ココ最後の血液検査結果ココはロングじゃないです!っていつも突っ込むですのですが。
獣医さんから「このまま止血剤で出血を止める処置か、
緊急手術で、脾臓を取り除くしかありません。」
少しでも可能性を信じて、緊急手術をお願いしました。
獣医さん「しかし、手術でお腹を開いて脾臓を取り除いても、肝臓や膵臓に転移していた場合は、
そのまま取り除く事は出来ずに閉じます。」
そして、今日、ワクチンだったフェイ君は、そのまま他の病院へ、
ワクチンと健康診断を受診して来ました。
その帰り際、携帯へ電話が。
病院さん「心停止。呼吸も止まりました。」
丁度、ワクチンをした病院から、ココを預けた病院の間に自宅があり、
一旦、フェイ君を帰宅させ、
すぐに出発。
午後5時を過ぎていたので、車の渋滞。
5時40分位に到着。
ココは、手術台の上で、正に手術をする状態の姿でいました。
ママは一気に涙が溢れてきて・・・
獣医さん「心マッサージを20分したのですが、力及ばす。すみません。」
ママ「ありがとうございました。」
としか、声が出せず。
ココちゃんを綺麗にして下さっている間、
待合室で、涙が止まらず、嗚咽交じり鼻水も・・・
患者さんが次々に受診に来ますが、察して下さって・・・
ココが我が家に迎えた時の事、羽田空港の貨物に行って、
カゴの中で小さく丸まっていた時の事から、
走馬灯のようにいろいろな場面が蘇ってきて・・・
呼ばれて診察台の上に箱に入ったココがいた。
またまた号泣。。。
裏口から車へ。
帰宅

在りし日のココ、3歳位かな?

箱を開いて。
ココを見る。
さっきまで息をしていたのにね。
一昨日暴れるココをギュッと抱きしめて爪を切ったね。
それが破裂の原因かな

昨日まで大好きなパパと一緒に居て、
ママに吠えまくっていたよね。
パパがいる時といない時の態度が天と地の差だったココ。
ママがよく声をあげて叱っていたよね。
あの野太いうるさい声はもう聞けないんだね。
我が家の仔になってありがとう。
安らかにお眠り下さい。

虹の橋でパパを待っているね。
ママにはまた吠えるのかな?
でもまた会おうね。
合掌
享年12歳11カ月。
あと6日で13歳。